お店の棚卸で活躍する測定器

お店の棚卸(在庫管理)を効率化・高速化するために、現場で大活躍している測定器やデジタル機器をご紹介します。

棚卸の測定器は、単に「個数を数える」だけでなく、「重さから割り出す」「電波で一括スキャンする」など、アプローチによっていくつかの種類に分かれます。

1. カウンティングスケール(計数可能はかり)

ネジ、ボルト、電子部品、プラスチックパーツなど、小さくて大量にある部品の棚卸に必須の測定器です。

  • 仕組み
    最初に対象の部品を10個など決まった数だけ載せて1個あたりの重量(単重)を記憶させます。その後、大量の部品を載せると、総重量から自動で正確な個数を計算します。
  • メリット
    手作業で1、2、3…と数える手間が省け、数え間違い(ヒューマンエラー)がほぼゼロになります。

2. RFIDリーダー(電波式スキャン)

アパレルショップや大型倉庫の棚卸を一瞬で終わらせる、近年の棚卸DX(デジタルトランスフォーメーション)の主役です。

  • 仕組み
    商品に付けられた「RFIDタグ(ICタグ)」から発信される電波を、専用のハンドヘルドリーダー(ガンタイプ)で読み取ります。
  • メリット
    バーコードのように1点ずつカメラにかざす必要がありません。棚に向かってリーダーをかざすだけで、数メートル先の数十〜数百個の商品を数秒で一括読み取りできます。箱に入ったままでもカウント可能です。

3. バーコードリーダー / ハンディターミナル

最も一般的かつ確実な、棚卸の定番機器です。

  • 仕組み
    商品のJANコード(バーコード)やQRコードをレーザーやカメラで読み取り、数量を手入力、またはスキャンを繰り返してカウントします。
  • メリット
    導入コストが比較的安く、システムとの連携が容易です。最近ではスマートフォンのカメラと棚卸アプリを組み合わせた簡易的な運用も増えています。

4. レーザー距離計 / 空間スキャナー(大型倉庫向け)

資材置き場や大型倉庫など、目視や手作業で数えるのが困難な場所で使われます。

  • 仕組み
    レーザーを照射して、積み上げられた段ボールやパレットの高さ、あるいは全体の体積を測定します。
  • メリット
    高い場所にある在庫や、液体・粉体などの「容積(ボリューム)」から在庫量を推定しなければならない場合に活躍します。最近ではドローンに搭載して倉庫内を自動飛行させ、棚卸を行う技術も実用化されています。

お勧めの測定器

主な測定機器は以下になります。

まとめ:選び方の目安

どんな業種に使うかでも最適な機種は変わってきます。

  • 小ネジ、電子部品、バラのパーツ:カウンティングスケール(計数はかり)
  • 服、靴、段ボール箱(大量・一括):RFIDリーダー
  • 一般的な小売商品、食品、日用品:ハンディターミナル / バーコードリーダー
  • 高所のパレット、大型資材、液体など:レーザー距離計 / ドローン / 重量棚

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