ネットワーク構築で使われる測定器

ネットワーク構築で使われる測定器について
ネットワーク構築の現場では、物理的な配線の確認から、目に見えない光信号や電波の解析まで、用途に合わせてさまざまな測定器が使い分けられます。
主な測定器を「LAN(メタル)」「光ファイバー」「無線LAN(Wi-Fi)」「伝送特性」の4つのカテゴリーに分けて整理しました。
1. LANケーブル(メタル線)用
オフィスや家庭内の有線LAN構築で最も一般的に使われるツールです。
- LANテスター(ワイヤーマップテスター)
役割: ケーブルの結線ミス(断線、ショート、逆接など)を確認します。
代表例: 簡易的なものは安価で、工事後の疎通確認に必須です。 - ケーブルアナライザ(認証テスター)
役割: カテゴリ(Cat6Aなど)の規格を満たしているか、ノイズ(クロストーク)や減衰を精密に測定します。
代表例: Fluke Networks社のDSXシリーズなど。
2. 光ファイバー用
データセンターや拠点間接続など、高速・長距離通信の構築に欠かせません。
- 光パワーメータ
役割: 光の強さ(損失)を測定します。片側から光を出し、反対側でどれだけ届いているかを確認します。 - OTDR(光パルス試験器)
役割: 光ファイバーのどこで断線しているか、どの接続点が劣化しているかを距離単位で特定します。
用途: 長距離の敷設や障害保守。 - 光端面確認機(ファイバースコープ)
役割: コネクタの端面に汚れや傷がないか拡大して確認します。光通信のトラブルの多くは汚れが原因です。
3. 無線LAN(Wi-Fi)用
目に見えない電波の状況を可視化します。
- Wi-Fiアナライザ
役割: 周辺の電波強度、チャンネルの混雑状況、干渉波を調査します。 - スペクトラムアナライザ(スペアナ)
役割: Wi-Fi以外の電波(電子レンジやBluetoothなど)も含めた、すべての電波のノイズ状況を解析します。
4. ネットワーク特性・負荷試験用
構築したネットワークが設計通りのパフォーマンスを出せるか確認します。
- ネットワークテスター(トラフィックジェネレータ)
役割: 疑似的な通信データを大量に流し、遅延(Ping)やパケットロスが発生しないか、スループットがどれくらい出るかを測定します。 - ネットワークアナライザ
役割: 通信プロトコルの内容を解析し、通信トラブルの原因が設定ミスなのか機器の不具合なのかを特定します。
お勧めの測定器
主な測定機器は以下になります。
- ネットワークが正しく機能し、データがスムーズに流れているかの診断に: 「ネットワーク障害診断テスター LanXPLORER Pro」
- 効率的な設置・疎通確認に : 「ネットワークマルチテスター NaviTEK NT」
まとめ
「ネットワークは繋がって当たり前」という現代の要求に応えるためには、これらの測定器による厳格なチェックは必要不可欠です。





