雪道の道路の事故防止に役立つ測定器

雪道の道路の事故防止に役立つ測定器について
雪道の事故防止に役立つ測定器や技術は、近年、単なる「温度計」から「AIやレーザーを用いた高度なセンサー」へと劇的に進化しています。
道路管理者(国や自治体)が使うプロ向けの大型設備から、車両に搭載するものまで、主なものを4つのカテゴリーで紹介します。
1. 路面性状センサ(路面の「滑りやすさ」を可視化)
雪道で最も危険なのは「見た目では分からない凍結」です。これを非接触で測定する装置が普及しています。
- 光学式・レーザー式センサ:
赤外線などを路面に照射し、その反射光の違いから「乾燥・湿潤・積雪・凍結」を瞬時に判別します。
例:山田技研「NEWロードアイ」などは、路面を50点でスキャンし、わだち部分の凍結状況までリアルタイムで可視化します。 - 摩擦係数測定器:
道路を実際に走行したり、センサーを押し当てたりして「路面の滑りやすさ(µ値)」を数値化します。
2. AI道路管理システム(カメラ画像からの判別)
既存のライブカメラや車載カメラの映像をAIで解析する技術です。
- 画像認識AI:
雪の状態(粉雪、シャーベット状、圧雪など)を色や質感のパターンから判別します。 - メリット:
高価な専用センサーを設置しなくても、既存のカメラ網を活用して「面」で道路状況を把握できるため、迅速な除雪指示や通行止め判断に繋がります。
3. 積雪深計(雪の「深さ」を測る)
- 光波式・超音波式積雪深計:
路面に向けて光や音を出し、跳ね返ってくる時間で雪の深さをミリ単位で測定します。 - 利点:
「一晩で何cm積もったか」を自動計測し、除雪車を出すタイミングを科学的に決定するために欠かせません。
4. 路面温度計(「凍結予報」に活用)
- 非接触温度計:
道路の表面温度を測ります。気温がプラスでも路面がマイナスであれば、雨が降った瞬間にブラックアイスバーンになるため、事故防止のための散布剤(融雪剤)をまく指標になります。
お勧めの測定器
主な測定機器は以下になります。
- 「等価雨量」の把握による路面状況の予測などに: 「転倒ます型自記雨量計 OT-501(ヒーター付)」
まとめ
これらの測定器から得られたデータは、電光掲示板への表示・融雪装置の自動制御・凍結防止剤の自動散布に使われています。





