デュアルタイプ膜厚計(LZ-300C / LZ-300J / LZ-330)の簡易取扱説明書 レンタル
<<デュアルタイプ膜厚計(LZ-300C / LZ-300J / LZ-330)>>
○レンタルをされる前の参考資料として、またレンタル時の運用資料としてご利用ください。【デュアルタイプ膜厚計 LZ-300J の操作説明動画】
<1.測定前には必ず校正(キャリブレーション)を実施して下さい。>
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・対象物 素地 磁性金属(鉄・鋼)
 
 ・対象物 素地 非磁性金属(アルミニウム・銅等) 
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・測定する膜厚の厚みから近い標準板を選んで下さい。
(測定膜厚が不明な場合は40μm・100μm・400 μmを選択します)
 
<2.素材補正>
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・FUNCキーを押します。
 
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・SUBCALキーを押します。
 
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用意したゼロ板(素地)にプローブを押し当てたままENTを正確に10回押します。
(10回目にブザーが断続的になり表示部に1Fと表示されます。)
 
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・プローブ(センサー)を空中に向けた状態で、ENTキーを押します。最初の状態に戻ります。
 
<3.ゼロ(0)板調整>
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・FUNCキーを押します。
 
- ・表示がFに変わります。
 
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・FOIL CAL 1キーを押します。
 
 ・表示が0になります。 
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・用意した素地(ゼロ板)を5回程度測定します。測定のたびにブザーが鳴り測定値を表示します。
(※この時の値は0に近い値で大丈夫です)
 
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・プローブを空中に向けた状態で、ENT(入力)キーを押します。
(※表示部は【---】を表示します。)
 
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・ゼロ板の皮膜厚さ(0μm)を入力します。
 
<4.標準板調整>
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・ENTキーを押すと、数値【0】が消えてSNOが【0】から【1】に変わりますので、標準板による調整に移ります。
 
 ・素地(ゼロ板)の上に40μmをのせて、5回程度測定します。 (※値は標準板の近似値を示します) 
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・プローブを空中に向けた状態で、ENT(入力)キーを押し、 被膜の厚さを入力します。
 
  
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・ENTキーを押すと、数値【1】が消えてSNOが【1】から【2】に変わりますので、次の標準板による調整に移ります。
 
 ・素地(ゼロ板)の上に100μmをのせて、5回程度測定します。 (※値は標準板の近似値を示します) 
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・プローブを空中に向けた状態で、ENT(入力)キーを押し、 被膜の厚さを入力します。
 
  
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・ENTキーを押すと、数値【2】が消えてSNOが【2】から【3】に変わりますので、次の標準板による調整に移ります。
 
 ・素地(ゼロ板)の上に400μmをのせて、5回程度測定します。 (※値は標準板の近似値を示します。) 
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プローブを空中に向けた状態で、ENT(入力)キーを押し、 被膜の厚さを入力します。
 
  
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・3枚の標準板の調整が終わりましたらENTキーを押して下さい。最初の表示に戻ります。これで調整は終わりです。そのまま測定をして下さい
 
##### kt-tan0301
 
		






 
 



