炭酸1,2-ブチレン(1,2-Butylene carbonate)

1,2-ブタンジオールと炭酸のエステルであり、環状構造を持つ炭酸エステルの一種です。高沸点で揮発しにくく、高い誘電率と優れた溶解力を持つことが特徴です。特にリチウムイオン電池の電解液用溶剤や、反応性の高い溶剤、化学合成の中間体として利用される重要な工業用化学品です。
別名:4-エチル-1,3-ジオキソラン-2-オン、エチルエチレンカーボネート、BC

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対象機種
ガス名 炭酸1,2-ブチレン 分子式
(化学式)
C5H8O3
状態 液体
無色透明
臭気 ほとんど無臭、あるいは微かな特有の臭気
燃焼
範囲 vol%
爆発等級 発火度
用途
  • ・リチウムイオン二次電池用電解液溶剤、樹脂・ポリマーの溶剤、化学合成中間体、洗浄剤、脱脂剤。
危険
情報
  • ・引火性の液体です(引火点:約135度から143度前後)。引火点が高いため、常温での引火危険性は低いですが、高温下や火災時には燃焼します。強酸化剤や強塩基、強酸と接触すると反応する恐れがあります。湿気により徐々に分解し、二酸化炭素を発生することがあります。
人体の
影響
  • ・目や皮膚に対して軽度の刺激性があります。一般的に毒性は低いとされていますが、蒸気やミストを大量に吸入すると喉の痛みや不快感を引き起こす可能性があります。取り扱いの際は、一般的な保護具(手袋、眼鏡)を着用し、換気の良い環境で使用してください。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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