1,2-ジアジン(1,2-Diazine)
一般的には「ピリダジン」の名で知られる化合物です。ベンゼン環の2つの炭素原子が隣り合った位置(1位と2位)で窒素原子に置き換わった、六員環の複素環式芳香族化合物です。ピリミジンやピラジンの構造異性体にあたります。単体としては比較的珍しい化合物ですが、その構造は医薬品や農薬、染料などの骨格として非常に重要です。強い塩基性を持ち、水や多くの有機溶媒に溶けやすい性質があります。
別名:ピリダジン (Pyridazine)、オーソジアジン
| ガス名 |
1,2-ジアジン |
分子式 (化学式) |
C4H4N2 |
| 状態 |
液体(融点は約マイナス8度、沸点は約208度) |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
ピリジンに似た、不快で強い刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・医薬品の中間原料(血圧降下剤、抗生剤など)、農薬(除草剤、殺虫剤、殺菌剤)の製造、有機合成化学における中間体、錯体化学の配位子。
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危険 情報 |
- ・可燃性の液体です。引火点は比較的高め(引火点:約85度から100度前後)ですが、加熱により引火する危険があります。加熱や燃焼により、一酸化炭素、二酸化炭素、および毒性の高い窒素酸化物(NOx)やシアン化水素を発生する恐れがあります。強酸化剤との接触を避けてください。
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人体の 影響 |
- ・目、皮膚、粘膜に対して強い刺激性および腐食性があり、直接触れると、皮膚の炎症や目の激しい痛みを引き起こします。蒸気を吸入すると、気道を刺激し、喉の痛み、咳、頭痛、めまいを引き起こすことがあります。毒性の詳細データは限られていますが、一般的にジアジン類は生理活性が強いため、直接の曝露や体内への取り込みを避けるべきです。取り扱いの際は、防毒マスク、保護手袋、保護眼鏡を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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