1,3-ジオキソラン(1,3-Dioxolane)
2つの酸素原子を含む5員環構造を持つ複素環式化合物(アセタールの一種)です。水や多くの有機溶剤と自由に混ざり合う非常に優れた溶解性を持ち、低沸点で揮発しやすい性質があります。化学的に反応性に富み、特に高分子化学の分野で重合反応の原料や溶剤として重要な役割を果たしています。
別名:ホルムアルデヒドエチレンアセタール、1,3-ジオキサシクロペンタン
| ガス名 |
1,3-ジオキソラン |
分子式 (化学式) |
C3H6O2 |
| 状態 |
液体(揮発性が高い、沸点:約75度日前後) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
わずかに甘いエーテル様の臭気 |
燃焼 範囲 vol% |
2.1%から20.5%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・共重合用モノマー(ポリアセタール樹脂などの原料)、溶剤(セルロース誘導体、樹脂、塗料、接着剤)、有機合成反応の媒体、リチウム電池の電解液成分。
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危険 情報 |
- ・極めて引火性の高い(引火点:約マイナス6度から2度前後)液体および蒸気です。常温で容易に引火し、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。空気(酸素)と接触すると、爆発性の過酸化物を生成する恐れがあるため、長期間の保存や蒸留の際は注意が必要です。酸性条件下では加水分解され、ホルムアルデヒドとエチレングリコールを生成します。強力な酸化剤と激しく反応します。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および麻酔作用があります。蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では中枢神経系を抑制し、眠気や意識低下を招く恐れがあります。皮膚から吸収される可能性があるため注意が必要です。
- ・生殖毒性:一部の研究で生殖能や胎児への悪影響の可能性が指摘されています。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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