1-ブロモ-2,2-ジメチルプロパン(1-Bromo-2,2-dimethylpropane)
ネオペンタンの水素原子1個が臭素原子に置換された構造を持つハロゲン化アルキルです。別名の「臭化ネオペンチル」として知られることが多い化合物です。ネオペンチル基という嵩高い(かさだかい)構造を持つため、置換反応(SN2反応など)が非常に遅いという化学的にユニークな特性を持ち、有機化学の研究や特定の合成経路で利用されます。
別名:臭化ネオペンチル、ネオペンチルブロマイド
| ガス名 |
1-ブロモ-2,2-ジメチルプロパン |
分子式 (化学式) |
C5H11Br |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明から微黄色 |
| 臭気 |
特有のハロゲン化炭化水素臭(わずかに甘いような刺激臭) |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・有機合成試薬(ネオペンチル基の導入用)、化学反応の速度論的研究、中間体原料など。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約7度から10度前後)。非常に引火しやすく、蒸気は空気と混合して爆発性の混合気体を作ります。加熱により分解し、臭化水素や一酸化炭素などの有毒で腐食性のガスを発生します。強酸化剤や強塩基との接触を避ける必要があります。
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人体の 影響 |
- ・目、皮膚、気道に対して刺激性があります。吸入すると頭痛、めまい、吐き気を引き起こすことがあり、高濃度では中枢神経系に影響を与える恐れがあります。他のハロゲン化アルキルと同様に、長期または繰り返しの接触による健康被害の可能性が否定できないため、取り扱いにはゴム手袋やゴーグルなどの保護具が必須です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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