1-ブロモ-2-クロロエタン(1-Bromo-2-chloroethane)
エタンの2つの炭素原子に、それぞれ臭素と塩素が1個ずつ結合した構造を持つハロゲン化アルキルです。1つの分子内に異なるハロゲン原子(臭素と塩素)を持つため、反応性の差を利用した段階的な有機合成の原料として非常に有用な化合物です。
別名:塩化エチレンブロミド、2-クロロエチルブロマイド
| ガス名 |
1-ブロモ-2-クロロエタン |
分子式 (化学式) |
C2H4BrCl |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
クロロホルムに似た、甘い刺激を伴う芳香 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・有機合成中間体(医薬品、農薬、染料などの製造)、溶剤、化学研究用試薬など。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約28度)。加熱や燃焼により、臭化水素、塩化水素、ホスゲンなどの極めて有害で腐食性の高いガスを発生します。強酸化剤、強塩基、アルミニウムやマグネシウムなどの金属粉との接触は避ける必要があります。
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人体の 影響 |
- ・毒物及び劇物取締法において「劇物」に指定されています。目、皮膚、気道に対して強い刺激性があります。吸入すると頭痛、めまい、吐き気、意識混濁を引き起こし、肝臓や腎臓に障害を与える恐れがあります。皮膚から吸収されやすく、長期間の曝露は健康に重大な影響を及ぼす可能性があるため、防毒マスクや手袋などの保護具の着用が必須です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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