1-デシン(1-Decyne)
炭素数10の直鎖状不飽和炭化水素で、末端に三重結合を1つ持つアルキンの一種です。化学的に非常に反応性が高く、特に三重結合部分を利用した様々な化学反応(付加反応、重合反応など)が可能です。医薬品、農薬、液晶材料、および特殊なポリマーの合成における重要な中間原料として利用されています。
別名:n-デシン、オクチルアセチレン
| ガス名 |
1-デシン |
分子式 (化学式) |
C10H18 |
| 状態 |
液体(揮発性あり) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
不快な刺激を伴う、特有のアルキン臭(アセチレンに似た臭気) |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・有機合成中間体(医薬品、農薬、液晶材料、香料の合成)、ポリマーの改質剤、表面処理剤の原料。
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危険 情報 |
- ・常温付近でも火源があれば引火(引火点:約45度から50度前後)する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。蒸気は空気より重いため、低い場所に滞留しやすい性質があります。強酸化剤や強塩基、銀や銅などの金属(爆発性のアセチリドを形成する可能性)との接触を避けてください。特にアルキン類は経時変化や金属接触による不安定化の可能性があるため、保管条件には注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・蒸気を吸入すると、頭痛、めまい、吐き気、喉の痛み、倦怠感を引き起こし、目、皮膚、粘膜に対して刺激性があります。高濃度では麻酔作用が現れることがあります。皮膚に触れると脱脂作用により皮膚炎を招くことがあるため、取り扱いの際は、防毒マスク、保護手袋、保護眼鏡を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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