1a,2a-ジメチルシクロペンタン(1a,2a-Dimethylcyclopentane)

5員環のシクロペンタン環に2つのメチル基が結合した飽和脂環式炭化水素です。「1a,2a-」という表記は、2つのメチル基が環の同じ側(シス配置)にあることを示しています。石油のナフサ成分中に微量に含まれる成分であり、有機化学における立体配座(コンホメーション)の研究対象となるほか、特殊な溶剤や燃料の研究に用いられることがあります。
別名:シス-1,2-ジメチルシクロペンタン (cis-1,2-Dimethylcyclopentane)

レンタル
対象機種
ガス名 1a,2a-ジメチルシクロペンタン 分子式
(化学式)
C7H14
状態 液体(揮発性がある、沸点:約99度前後)
無色透明
臭気 特有の石油臭(シクロアルカン特有の臭気)
燃焼
範囲 vol%
1.1%から7.0%前後(類似のC7炭化水素からの推定値) 爆発等級 1 発火度 G1
用途
  • ・有機合成研究用試薬、石油成分の分析標準試料、高沸点溶剤の成分。
危険
情報
  • ・引火性の高い液体および蒸気ですので、常温で容易に引火(引火点:約マイナス6度から0度前後)する危険があります。また、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。燃焼により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
人体の
影響
  • ・刺激性および麻酔作用があり、蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こすことがあります。高濃度では中枢神経系を抑制し、眠気や意識低下を招く恐れがあります。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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