2,2,2-トリフルオロエチルエチルエーテル(2,2,2-Trifluoroethyl ethyl ether)
エチル基と2,2,2-トリフルオロエチル基が酸素原子を介して結合した、含フッ素エーテルの一種です。分子内にフッ素原子を持つことで、一般的な脂肪族エーテルと比較して不燃性や化学的安定性が向上しており、特定の産業分野で特殊な溶剤や反応媒体として利用されます。
別名:エチル-2,2,2-トリフルオロエチルエーテル、1-エトキシ-2,2,2-トリフルオロエタン
| ガス名 |
2,2,2-トリフルオロエチルエチルエーテル |
分子式 (化学式) |
C4H7F3O |
| 状態 |
液体(揮発性がある、沸点:約50度から52度前後) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
エーテル様の特有の刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
1(想定) |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・特殊溶剤、精密洗浄剤、有機合成の反応中間体、リチウムイオン電池の電解液添加剤(研究用途など)。
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危険 情報 |
- ・常温で容易に引火する、引火性の高い液体および蒸気です(引火点:約マイナス15度前後と推定される極めて低い値)。熱分解により、毒性の高いフッ化水素や一酸化炭素、二酸化炭素を発生します。強力な酸化剤と激しく反応します。また、他のエーテル類と同様に、長期間の保管により爆発性の過酸化物を生成する可能性があるため注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および麻酔作用があります。吸入:蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では中枢神経系を抑制し、意識低下を招く恐れがあります。
- ・フッ素化合物であるため、分解時のフッ化水素による二次的な健康被害(深刻な粘膜刺激や化学火傷)には特に厳重な警戒が必要です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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