2,4,4-トリメチルペンテン-1(2,4,4-Trimethyl-1-pentene)
イソブチレンの二量体(ダイマー)の主成分であり、炭素数8の不飽和炭化水素(オクテンの異性体)です。分子内に末端二重結合を持つ構造が特徴で、工業的にはジイソブチレン(DIB)の混合物として扱われることも多い物質です。高度な化学反応の原料として、特に界面活性剤や可塑剤、香料などの合成中間体として重要な役割を果たしています。
別名:ジイソブチレン(主成分)、アルファ-ジイソブチレン、2,4,4-トリメチル-1-ペンタン
| ガス名 |
2,4,4-トリメチルペンテン-1 |
分子式 (化学式) |
C8H16 |
| 状態 |
液体(揮発性が高い、沸点:約101度) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の刺激を伴う石油のような臭気(ガソリンに似た臭気) |
燃焼 範囲 vol% |
0.8%からデータなし(参考:ジイソブチレン混合物として約0.7%から6.0%程度) |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・オクチルフェノール(界面活性剤原料)の製造、酸化防止剤の原料、香料・医薬品の中間体、石油添加剤、特殊溶剤、高オクタン価ガソリンの配合成分。
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危険 情報 |
- ・2,4,4-トリメチルペンテン-1は、日本の消防法において危険物(第四類 第一石油類 非水溶性液体)に該当します。非常に引火性の高い液体(引火点:約マイナス7度前後)ですので、常温で容易に蒸発し、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。また、三重結合や二重結合を持つ炭化水素と同様に、過酸化物を生成する可能性があるため、長期保存の際は注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および中枢神経系への影響があります。脱脂作用があるため皮膚荒れの原因となります。蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では麻酔作用が現れることがあります。誤って飲み込むと、化学性肺炎を引き起こす恐れがあるため、無理に吐かせず直ちに医師の診察を受けてください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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