2,6-ジ-t-ブチル-p-クレゾール(2,6-di-tert-butyl-p-cresol)
フェノール類の構造を持つ脂溶性の有機化合物です。酸化防止剤として極めて広範囲に使用されており、食品、化粧品、石油製品、ゴム、プラスチックなど、酸化による劣化を防ぐ目的で多方面に活用されています。非常に安定した結晶で、油脂の酸化を遅らせる効果が高いのが特徴です。
別名:BHT、ブチルヒドロキシトルエン、2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール
| ガス名 |
2,6-ジ-t-ブチル-p-クレゾール |
分子式 (化学式) |
C15H24O |
| 状態 |
結晶性粉末または塊(融点:約70度前後、沸点:約265度) |
| 色 |
白色(または無色) |
| 臭気 |
ほぼ無臭(または、ごくわずかな特有の芳香) |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
1(想定) |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・酸化防止剤(油脂、食用油、バター、乾燥魚介類)、化粧品(クリーム、リップクリーム)、プラスチック・ゴムの老化防止剤、石油製品(ガソリン、潤滑油)の安定剤、飼料添加物。
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危険 情報 |
- ・通常の取り扱いでは引火の危険は低い(引火点:約127度)ですが、可燃性の固体です。微粉末状で空気中に浮遊すると粉塵爆発を起こす恐れがあります。強力な酸化剤や強塩基と反応することがあります。加熱分解により、刺激性の煙や一酸化炭素、二酸化炭素を発生します。また、環境(特に水生生物)に対して非常に強い毒性を持つため、環境への放出を避ける必要があります。
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人体の 影響 |
- ・一般的には低毒性ですが、高濃度や長期暴露には注意が必要です。大量摂取や長期暴露による肝臓への影響や、アレルギー反応の可能性が議論されることがあります。取り扱いの際は、粉塵の発生を抑え、適切な保護手袋、保護眼鏡、防塵マスクを着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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