2-エチルヘキサノール(2-Ethylhexanol)
炭素数8の分岐鎖を持つ高級アルコールの一種です。工業的に最も重要なオクチルアルコールであり、主に可塑剤(樹脂を柔らかくする添加剤)の原料として膨大な量が生産されています。水には溶けにくいですが、多くの有機溶剤とはよく混ざり、溶剤や消泡剤としても優れた特性を持っています。
別名:2-エチルヘキシルアルコール、イソオクチルアルコール、2-EH
| ガス名 |
2-エチルヘキサノール |
分子式 (化学式) |
C8H18O |
| 状態 |
液体(粘性がある、沸点:約184度前後) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の不快ではないが強い芳香(わずかなフローラル感と、重い油のような臭気) |
燃焼 範囲 vol% |
0.88%から9.7%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・可塑剤の原料(フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)=DEHPなどの製造)、溶剤(塗料、インキ、染料)、消泡剤、界面活性剤の原料、潤滑油添加剤の原料、抽出剤。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体および蒸気です(引火点:約73度から77度前後)。
- ・常温での引火危険性は低いですが、加熱時や火源がある場合には燃焼します。
- ・強力な酸化剤、強酸と反応します。加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および麻酔作用があります。蒸気やミストを吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では中枢神経系に影響を与える恐れがあります。>
- ・取り扱いの際は、火気を避け、有機ガス用防毒マスク、保護手袋、保護眼鏡を着用し、換気の良い場所で作業してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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