2-ブチルアルコール(2-Butyl alcohol)
炭素数4のアルコールの構造異性体の一つで、水酸基(-OH)が2番目の炭素に結合した第二級アルコールです。工業的にはブテンの直接水和法などで製造されます。溶剤としての機能に加え、工業用溶剤や香料の原料となるメチルエチルケトン(MEK)の製造中間体として極めて重要な役割を担っています。
別名:セカンダリーブチルアルコール、s-ブチルアルコール、sec-ブタノール、2-ブタノール
| ガス名 |
2-ブチルアルコール |
分子式 (化学式) |
C4H10O |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の刺激を伴うワインのような、あるいはミントに似た甘い香り(1-ブタノールよりは穏やか) |
燃焼 範囲 vol% |
1.7% から 9.8% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G2 |
| 用途 |
- ・メチルエチルケトン(MEK)の製造原料、溶剤(塗料、ラッカー、樹脂)、抽出剤、染料の中間体、ブレーキ液の成分、工業用洗浄剤、化学研究用。
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危険 情報 |
- ・引火性の高い液体です(引火点:約24度から27度前後)。常温で引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強力な酸化剤と激しく反応するほか、特定のプラスチックやゴムを侵す性質があります。水には約12%から18%程度溶けます(1-ブタノールより水溶性が高い)。
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人体の 影響 |
- ・目、皮膚、粘膜に対して刺激性があります。蒸気を吸入すると、頭痛、めまい、吐き気、喉の痛み、眠気を引き起こします。高濃度では麻酔作用があり、中枢神経系を抑制する恐れがあります。液体が直接目に入ると激しい刺激や損傷を与える可能性があるため、取り扱いには保護手袋や保護眼鏡の着用が必要です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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