2-ブチナール(2-Butynal)
分子内に炭素?炭素三重結合とアルデヒド基(-CHO)を併せ持つ、不飽和アルデヒドの一種です。2-ブチンの水素がアルデヒド基に置換された構造をしており、クロトンアルデヒド(2-ブテナール)の三重結合版に相当します。高い反応性を持ち、有機合成において三置換炭素や環状化合物を構築するための原料として利用されますが、非常に不安定で重合しやすく、強い刺激性を持ちます。
別名:テトロールアルデヒド、メチルプロパルギルアルデヒド
| ガス名 |
2-ブチナール |
分子式 (化学式) |
C4H4O |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
極めて強く、刺すような刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・有機合成中間体(医薬品、機能性材料の製造)、化学研究用試薬。
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危険 情報 |
- ・引火性の高い液体です(引火点:約15度から20度前後)。常温で引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。熱、光、あるいは微量の酸・塩基によって激しく重合・分解し、発熱や破裂を招く恐れがあります。酸化剤との接触は厳禁です。
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人体の 影響 |
- ・目、皮膚、粘膜、呼吸器に対して強い刺激性と腐食性があります。蒸気を吸入すると喉の痛み、咳、呼吸困難を引き起こし、重篤な場合は肺水腫を招く恐れがあります。皮膚に付着すると化学熱傷やアレルギー反応を起こす可能性があります。取り扱いの際は、局所排気装置を備えたドラフト内で行い、防護服、不浸透性の手袋、保護眼鏡を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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