2-クロロ-1,1-ジフルオロエチレン(2-Chloro-1,1-difluoroethylene)
エチレンの水素原子が塩素とフッ素で置換されたハロゲン化オレフィンの一種です。常温では無色のガスとして存在し、化学合成、特にフッ素樹脂やフッ素ゴムの原料、あるいは特定の機能性材料の中間体として利用されます。フッ素系化合物の製造プロセスにおいて生成されることがあり、高い反応性と毒性を併せ持つ物質です。
別名:1,1-ジフルオロ-2-クロロエチレン、フッ化ビニリデンクロライド、R-1122
| ガス名 |
2-クロロ-1,1-ジフルオロエチレン |
分子式 (化学式) |
C2HClF2 |
| 状態 |
気体(常温・常圧) |
| 色 |
無色 |
| 臭気 |
かすかなエーテル様臭 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・フッ素含有ポリマー(樹脂・ゴム)の原料、化学合成中間体、冷媒や溶剤の研究用材料。
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危険 情報 |
- ・非常に引火性の高いガスです。空気と混合して爆発性混合気体を形成します。熱や火花、火気によって容易に引火・爆発する危険があります。また、高温にさらされると分解し、塩化水素やフッ化水素、ホスゲンなどの極めて有毒で腐食性の高いガスを発生します。容器が加熱されると内圧が上昇し、破裂する恐れがあります。廃棄や残ガスの処理は、専門業者に依頼して適切に行ってください。
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人体の 影響 |
- ・毒性があり、吸入すると健康に害を及ぼす恐れがあります。目、皮膚、呼吸器に対して刺激性があります。高濃度のガスを吸入すると、中枢神経系への影響(めまい、頭痛、意識喪失)や心臓への影響(不整脈)を引き起こす可能性があります。慢性的な曝露は肝臓や腎臓に悪影響を与える恐れがあります。取り扱いの際は、局所排気装置を備えた環境で、適切な防護具を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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