2-クロロエチルメチルエーテル(2-Chloroethyl methyl ether)
エーテル結合と塩素原子を併せ持つ有機化合物です。1,2-ジクロロエタンの一つの塩素がメトキシ基に置換された構造をしており、ハロゲン化アルキルとしての反応性とエーテルの溶解性を持ちます。主に化学合成の反応中間体として、特定の分子構造にメトキシエチル基を導入するための試薬(アルキル化剤)として利用されます。
別名:1-クロロ-2-メトキシエタン、メチル-2-クロロエチルエーテル
| ガス名 |
2-クロロエチルメチルエーテル |
分子式 (化学式) |
C3H7ClO |
| 状態 |
液体(揮発性がある) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
エーテルに似た、かすかに甘い刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・有機合成用中間体(医薬品、農薬などの原料)、メトキシエチル化剤、特殊な溶剤、化学研究用試薬。
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危険 情報 |
- ・常温で引火する恐れがある引火性の高い液体です(引火点:約28度から30度前後)。蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成し、燃焼すると塩化水素やホスゲンなどの有毒で腐食性のガスを発生します。強酸化剤や強塩基と接触すると激しく反応することがあります。また、保管中に過酸化物を生成し、爆発の原因となる可能性があるため注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・毒性があり、目、皮膚、粘膜に対して強い刺激性を示します。蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気、意識混濁を引き起こすことがあります。中枢神経系を抑制する作用があり、高濃度の曝露は非常に危険です。皮膚からも吸収される可能性があるため、取り扱いの際は有機ガス用防毒マスク、保護手袋、保護眼鏡を着用し、換気の良い場所で作業してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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