アクリル酸-2-エチルヘキシル(2-Ethylhexyl acrylate)
アクリル酸と2-エチルヘキサノールから生成されるエステルの一種です。アクリル樹脂の主要なモノマーの一つで、特に「柔らかさ」や「粘着性」を付与するために欠かせない原料です。非常に重合しやすく、他のアクリル系モノマーやビニル系モノマーと共重合させることで、粘着剤や塗料、繊維処理剤などが作られます。
別名:2-エチルヘキシルアクリレート、アクリル酸オクチル、2-EHA
| ガス名 |
アクリル酸-2-エチルヘキシル |
分子式 (化学式) |
C11H20O2 |
| 状態 |
液体(揮発性が低い、沸点:約214度前後) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の不快な刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
0.8%から6.4%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・合成樹脂原料(粘着テープ、ラベル、接着剤の主成分)、塗料(外壁用、自動車用)、繊維・皮革の処理剤、紙加工剤、コーティング剤。
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危険 情報 |
- ・常温での引火危険性は比較的低いですが、加熱時や火源がある場合には燃焼する、可燃性の液体および蒸気です(引火点:約82度から92度前後)。
- ・最大の特徴は「自己重合性」です。熱、光、衝撃、または不純物の混入により激しく重合反応を起こし、爆発的な発熱や容器の破裂を招く恐れがあります。通常は重合禁止剤(MEHQなど)を添加し、酸素の存在する環境下で保管されます。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および皮膚感作性があります。特に皮膚感作性が強く、繰り返し接触することでアレルギー性皮膚炎(かぶれ)を引き起こすことが多いため、取り扱いには注意が必要です。
- ・蒸気やミストを吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまいを引き起こすことがあります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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