2-メチル-3-ペンタノン(2-Methyl-3-pentanone)
ジエチルケトン(3-ペンタノン)の一方のエチル基にメチル基が一つ導入された構造を持つ、炭素数6の脂肪族ケトンです。水には溶けにくいですが、アルコールやエーテルなどの多くの有機溶剤とは自由な割合で混ざり合います。溶剤としての特性のほか、有機合成における中間体として利用される化合物です。
別名:エチルイソプロピルケトン、イソプロピルエチルケトン
| ガス名 |
2-メチル-3-ペンタノン |
分子式 (化学式) |
C6H12O |
| 状態 |
液体(揮発性がある、沸点:約113度から115度前後) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の刺激を伴うケトン臭(アセトンやメチルエチルケトンに似た臭気) |
燃焼 範囲 vol% |
1.2%から8.0%前後(類似のケトン類に基づいた推定値) |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・溶剤(樹脂、塗料、接着剤)、有機合成原料、香料の中間体。
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危険 情報 |
- ・2-メチル-3-ペンタノンは、日本の消防法において危険物(第四類 第一石油類 非水溶性液体)に該当する、引火性の高い液体および蒸気です(引火点:約15度から21度前後)。常温で火源があれば容易に引火し、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。
- ・強力な酸化剤と激しく反応します。加熱分解により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。蒸気は空気より重いため、床面に滞留しやすく、離れた火源から引火・逆火する危険があります。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および麻酔作用があり、皮膚へ直接触れると、赤み、痛み、刺激を引き起こします。
- ・蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では中枢神経系を抑制し、意識低下を招く恐れがあります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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