3-ブロモピリジン(3-Bromopyridine)

ピリジン環の3位(メタ位)の水素原子が臭素原子に置換された構造を持つ複素環式芳香族化合物です。ピリジン誘導体の中でも合成中間体として極めて重要であり、鈴木・宮浦カップリングなどのクロスカップリング反応を通じて、様々な医薬品、農薬、機能性材料(有機EL材料など)を製造するための出発原料として広く利用されています。
別名:メタブロモピリジン

レンタル
対象機種
ガス名 3-ブロモピリジン 分子式
(化学式)
C5H4BrN
状態 液体
無色から淡黄色(光や空気により褐色を帯びることがあります)
臭気 ピリジンに似た特有の不快で刺すような刺激臭
燃焼
範囲 vol%
爆発等級 発火度
用途
  • ・有機合成中間体(医薬品、農薬、光学材料、液晶材料の製造)、化学研究用試薬。
危険
情報
  • ・引火性の液体です(引火点:約51度から54度前後)。常温では引火しにくいですが、加熱すると引火の危険があります。燃焼や分解によって、臭化水素、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素などの有害で腐食性のガスを発生します。強酸化剤との接触は激しい反応を招くため避ける必要があります。
人体の
影響
  • ・目、皮膚、粘膜、呼吸器に対して強い刺激性があります。吸入すると喉の痛み、咳、頭痛、めまいを引き起こすことがあります。皮膚に触れると炎症や化学熱傷を招く恐れがあり、皮膚吸収による毒性にも注意が必要です。取り扱いの際は、局所排気装置の使用と、不浸透性の保護手袋、保護眼鏡、防毒マスクの着用が推奨されます。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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