3-ブチン-2-オン(3-Butyn-2-one)
分子内に炭素間三重結合(アセチレン結合)とカルボニル基(ケトン)を併せ持つ、反応性が極めて高い不飽和ケトンの一種です。化学合成において、特に複素環化合物の構築やマイケル付加反応の基質として非常に重要な中間体です。医薬品や農薬の精密な分子設計において、その高い反応性が利用されています。
別名:1-ブチン-3-オン、メチルエチニルケトン、アセチルアセチレン
| ガス名 |
3-ブチン-2-オン |
分子式 (化学式) |
C4H4O |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
非常に強烈で刺激的な臭気 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・医薬品・農薬の合成中間体、有機合成用試薬(複素環化合物の合成など)、高分子化合物の原料。
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危険 情報 |
- ・極めて引火性の高い液体です(引火点:約マイナス1度からプラス5度前後)。常温で容易に蒸発し、空気と混合して爆発性混合気体を形成します。化学的に非常に不安定で、熱、光、衝撃、または微量の不純物によって激しく重合・分解し、爆発する恐れがあります。酸化剤や強塩基、強酸と接触すると激しく反応します。
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人体の 影響 |
- ・高い毒性と強い刺激性・腐食性があります。皮膚や目に触れると激しい化学熱傷を引き起こし、組織を破壊します。蒸気を吸入すると、鼻、喉、肺の粘膜を激しく刺激し、咳、呼吸困難、肺水腫を引き起こす可能性があります。催涙性も有しています。取り扱いの際は、防毒マスク、耐薬品性の保護手袋、保護眼鏡、保護衣を着用し、必ず局所排気装置のある高度な安全管理下で使用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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