酢酸4-メチル-2-ペンチル(4-Methyl-2-pentyl acetate)
炭素数6のアルコールである4-メチル-2-ペンタノール(メチルアミルアルコール)と酢酸からなるエステル化合物です。酢酸ヘキシルの異性体の一つで、中沸点の溶剤として優れた溶解力を持ちます。特にニトロセルロース樹脂やエチルセルロースなどの溶剤として、塗料やコーティング剤の乾燥速度や流動性を調整するために利用されます。
別名:酢酸メチルアミル、MAAc、1,3-ジメチルブチルアセテート
| ガス名 |
酢酸4-メチル-2-ペンチル |
分子式 (化学式) |
C8H16O2 |
| 状態 |
液体(沸点:約146度) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
マイルドで心地よい、フルーティーな果実臭(バナナや梨に似た香り) |
燃焼 範囲 vol% |
0.9%から5.7%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・塗料・ラッカー・ニス等の溶剤(レベリング剤)、印刷インキの溶剤、ニトロセルロースの溶解剤、香料の原料(エッセンス)、洗浄剤の成分。
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危険 情報 |
- ・常温付近で引火する危険(引火点:約43度から45度前後)があるため、火気厳禁です。蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強力な酸化剤、強酸、強塩基と激しく反応することがあります。燃焼により一酸化炭素や二酸化炭素を発生します。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および麻酔作用があります。蒸気を吸入すると、喉の刺激、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では中枢神経系を抑制し、眠気や意識低下を招く恐れがあります。
- ・取り扱いの際は、適切な保護手袋、保護眼鏡、必要に応じて防毒マスクを着用し、換気の良い場所で作業してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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