アセトフェノン(Acetophenone)
もっとも単純な構造を持つ芳香族ケトンの一種です。コールタール中に存在し、天然ではリンゴやアンズ、バナナなどの果物にも微量に含まれています。有機合成の中間体として非常に重要な化合物です。
別名:メチルフェニルケトン、フェニルメチルケトン
| ガス名 |
アセトフェノン |
分子式 (化学式) |
C8H8O |
| 状態 |
液体(融点が約20度のため、冬場は固体になることがあります) |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
甘く強い花のような香り(桜やジャスミンに似た芳香) |
燃焼 範囲 vol% |
1.1% から 6.7% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・香料(石鹸、化粧品、食品など)、樹脂の溶剤、医薬品や農薬の合成原料、スチレン製造の副産物としての利用など。
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危険 情報 |
- ・可燃性の液体であり、火気厳禁です。酸化剤と激しく反応する恐れがあります。蒸気は空気より重く、床面に沿って広がるため遠距離引火に注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・目や皮膚に対して強い刺激性があります。高濃度の蒸気を吸入すると、頭痛、めまい、意識混濁などを引き起こすことがあります。かつては催眠薬として利用されていた時期もありましたが、現在はその目的では使用されません。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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