アクロレイン(Acrolein)
不飽和アルデヒドの中で最も単純な構造を持つ化合物です。非常に反応性が高く、油脂を高温で加熱した際に発生する独特の不快な臭いの主成分でもあります。工業的にはアクリル酸の製造中間体として重要ですが、強い毒性と刺激性を持つため厳重な管理が必要です。
別名:2-プロペナール、アクリルアルデヒド
| ガス名 |
アクロレイン |
分子式 (化学式) |
C3H4O |
| 状態 |
液体(揮発性が高い) |
| 色 |
無色から薄い黄色 |
| 臭気 |
極めて強く、刺すような不快な刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
2.8% から 31.0% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G3 |
| 用途 |
- ・アクリル酸やメチオニン(飼料添加物)の合成原料、殺菌剤、除草剤、樹脂の製造など。
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危険 情報 |
- ・極めて引火性が高く、空気と爆発性の混合気体を作ります。また、光や空気、熱によって急激に重合(爆発的な反応)を起こす危険があるため、通常は重合禁止剤を加えて保管されます。
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人体の 影響 |
- ・毒物及び劇物取締法において「毒物」に指定されています。強力な催涙性があり、目、皮膚、粘膜を激しく刺激します。吸入すると気道に深刻なダメージを与え、肺水腫を引き起こして死に至ることもある非常に危険な物質です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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