アクリル酸(Acrylic acid)
概要 不飽和カルボン酸の最も単純な化合物であり、アクリル樹脂や吸水性ポリマーの主要な原料として工業的に非常に重要です。自己重合性が非常に強く、光や熱によって容易に固体の重合体へと変化する性質を持ちます。
別名:2-プロペノ酸、ビニル蟻酸
| ガス名 |
アクリル酸 |
分子式 (化学式) |
C3H4O2 |
| 状態 |
液体(純度が高いものは13度以下で結晶化) |
| 色 |
無色 |
| 臭気 |
非常に強く、鼻を刺すような刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
2.0% から 8.0% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・高吸水性樹脂(紙おむつ等)の原料、アクリル樹脂、塗料、接着剤、繊維加工剤、各種アクリル酸エステルの製造原料など。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体であり、加熱や光によって爆発的な重合反応を起こす危険があります。そのため、通常は重合禁止剤(ハイドロキノン等)が添加されています。酸化剤と激しく反応します。
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人体の 影響 |
- ・強い腐食性があり、皮膚に触れると深刻な化学熱傷を引き起こし、目に入ると失明の恐れがあります。蒸気を吸入すると気道を強く刺激し、喉の痛みや咳嗽、呼吸困難を招きます。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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