アセト酢酸アリル(Allyl acetoacetate)
アセト酢酸とアリルアルコールから形成されるエステル化合物です。分子内に反応性の高いアセトアセチル基とアリル基(二重結合)の両方を持っており、樹脂の架橋剤や有機合成の中間体として非常に有用な物質です。
別名:アセト酢酸アリルエステル、3-オキソ酪酸アリル
| ガス名 |
アセト酢酸アリル |
分子式 (化学式) |
C7H10O3 |
| 状態 |
透明な液体 |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
独特の刺激を伴うエステル臭(果実臭に近いがやや鋭い) |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・合成樹脂の改質剤(架橋剤)、接着剤、コーティング剤の原料、医薬・農薬の合成中間体、フレーバー(香料)の原料など。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約70度から75度)。加熱や火気により火災の危険があります。また、酸化剤と激しく反応する可能性があります。
- ・アセト酢酸アリルは、特に機能性高分子の製造現場で重宝されますが、化学的に反応性に富むため、保管の際は直射日光や高温を避け、通風の良い場所で管理することが求められます。
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人体の 影響 |
- ・皮膚や目に対して刺激性があります。吸入すると喉や気管を刺激し、咳や不快感を引き起こすことがあります。毒性の詳細は限られていますが、化学物質として基本的な防護具(手袋、保護眼鏡)を着用して扱う必要があります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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