アリルブロマイド(Allyl bromide)
不飽和結合を持つ臭化アルキルの一種で、非常に反応性が高い有機化合物です。主に有機合成化学において、アリル基を導入するための「アリル化剤」として重要な役割を果たします。光や熱に敏感で、分解しやすいため取り扱いには注意が必要です。
別名:3-ブロモプロペン、臭化アリル
| ガス名 |
アリルブロマイド |
分子式 (化学式) |
C3H5Br |
| 状態 |
液体(揮発性が高い) |
| 色 |
無色から淡黄色(光により着色が進む) |
| 臭気 |
極めて強く、鋭く鼻を突く刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
4.4% から 7.3% |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・有機合成におけるアリル化剤、医薬品(鎮静剤など)や農薬の合成原料、香料の製造中間体など。
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危険 情報 |
- ・極めて引火性が高く、火気厳禁です。空気と爆発性の混合気体を作ります。光、熱、酸化剤との接触により分解し、有毒な臭化水素などのガスを発生します。重合反応を起こす可能性もあります。
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人体の 影響 |
- ・毒物及び劇物取締法において「劇物」に指定されています。強い催涙性があり、目、皮膚、粘膜を激しく刺激します。皮膚から吸収されやすく、全身毒性を引き起こす恐れがあります。吸入すると気道に炎症を起こし、肺水腫を招くこともあるため大変危険です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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