アリルプロピルジスルフィド(Allyl propyl disulfide)
タマネギやニンニク、ニラなどのユリ科植物に含まれる揮発性の有機硫黄化合物です。これらの植物特有の強い刺激臭や風味の主成分であり、切ったり調理したりする際に生成されます。健康維持に役立つ性質を持つ一方で、特定の動物に対しては毒性を示すことも知られています。
別名:アリルプロピル二硫化物、2-プロペニルプロピルジスルフィド
| ガス名 |
アリルプロピルジスルフィド |
分子式 (化学式) |
C6H12S2 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
非常に強く、タマネギが腐ったような刺激的な硫黄臭 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・食品の香料(フレーバー)、医薬部外品の中間体、農薬(忌避剤)の研究用など。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です。加熱や燃焼により、二酸化硫黄などの有害な硫黄酸化物を含む煙を発生します。酸化剤と反応する可能性があります。
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人体の 影響 |
- ・通常の食品に含まれる量では、ビタミンB1の吸収を助けたり代謝を促進したりする有益な効果があるとされています。しかし、純粋な物質として吸入したり直接触れたりすると、目や皮膚、粘膜を強く刺激し、涙が出たり炎症を起こしたりします。
- ※補足:イヌやネコなどの動物が摂取すると、赤血球を破壊し溶血性貧血(タマネギ中毒)を引き起こすため非常に危険です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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