アニソール(Anisole)
ベンゼン環にメトキシ基が結合した、最も単純な芳香族エーテルです。天然ではタラゴンの精油などに含まれています。快い芳香を持ち、香料や医薬品、農薬などの有機合成における重要な中間体として利用されます。化学的に比較的安定していますが、エーテル類特有の反応性も持っています。
別名:メトキシベンゼン、メチルフェニルエーテル
| ガス名 |
アニソール |
分子式 (化学式) |
C7H8O |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
アニス(西洋回香)に似た、甘く心地よい芳香 |
燃焼 範囲 vol% |
0.34% から 6.3% |
爆発等級 |
– |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・香料(食品・化粧品)、医薬品・農薬の合成原料、溶剤、有機合成の中間体、フェノール樹脂の改質剤など。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約41度から43度)。常温付近でも火気により引火する危険があります。加熱により刺激性の煙やガスを発生することがあります。酸化剤と激しく反応するため、混触を避ける必要があります。
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人体の 影響 |
- ・目や皮膚、気道に対して刺激性があります。吸入すると頭痛、めまい、吐き気などの症状を引き起こすことがあります。皮膚に繰り返し接触すると、脱脂作用により炎症を起こす恐れがあります。毒性は比較的低いとされていますが、取り扱いには適切な保護具が必要です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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