ベンゾイルブロマイド(Benzoyl bromide)
安息香酸の誘導体で、カルボキシ基のヒドロキシ基が臭素原子に置換された構造を持つ酸ハロゲン化物です。非常に反応性が高く、水や湿気と反応して安息香酸と臭化水素を生成します。有機合成においてベンゾイル基を導入するための重要な試薬として利用されます。
別名:臭化ベンゾイル、ベンゼンカルボニルブロマイド
| ガス名 |
ベンゾイルブロマイド |
分子式 (化学式) |
C7H5BrO |
| 状態 |
液体(純度や空気による酸化で着色することがあります) |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
刺すような強い刺激臭(催涙性があります) |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・有機合成用試薬(ベンゾイル化剤)、医薬品・染料の中間体、化学研究用原料など。
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危険 情報 |
- ・可燃性の液体です(引火点:約94度から100度前後)。水、湿気、アルコールと激しく反応して発熱し、腐食性の高い臭化水素ガスを放出します。加熱により分解し、臭素化合物や一酸化炭素を含む有毒な煙を発生します。
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人体の 影響 |
- ・目、皮膚、粘膜に対して極めて強い腐食性があります。蒸気は強力な催涙性を持ち、吸入すると気道や肺に深刻なダメージを与え、肺水腫を引き起こす恐れがあります。皮膚に触れると重度の化学熱傷を招くため、万一付着した場合は直ちに大量の水で洗浄し、医師の診察を受ける必要があります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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