ベンジルアルコール(Benzyl alcohol)

芳香族アルコールの一種で、ジャスミンやヒアシンスなどの精油中にエステルや遊離の状態で含まれています。優れた溶解性を持ち、低毒性で揮発性が低いことから、溶剤や香料の保留剤として広く利用されています。また、弱い殺菌・防腐作用や局所麻酔作用があることも特徴の一つです。
別名:フェニルメタノール、フェニルカルビノール、α-ヒドロキシトルエン

レンタル
対象機種
ガス名 ベンジルアルコール 分子式
(化学式)
C7H8O
状態 液体
無色透明
臭気 わずかに芳香のある、かすかな甘い香り
燃焼
範囲 vol%
1.3% から 13.0% 爆発等級 発火度 G1
用途
  • ・香料(保留剤)、溶剤(塗料、インク、樹脂)、医薬品(防腐剤、局所麻酔剤)、化粧品(防腐剤、溶剤)、染料助剤、エポキシ樹脂の硬化促進剤、写真現像薬など。
危険
情報
  • ・可燃性の液体です(引火点:約93度から101度)。加熱すると分解し、刺激性の煙や炭素酸化物を発生します。強酸化剤と激しく反応し、火災や爆発の危険性があります。空気中で酸化されるとベンズアルデヒドになり、特有のアーモンド臭を放つようになります。
人体の
影響
  • ・目、皮膚、粘膜に対して刺激性があります。吸入すると頭痛、めまい、吐き気、下痢などの症状を引き起こすことがあり、高濃度では中枢神経系の抑制(眠気や麻酔作用)を招きます。皮膚から吸収されやすく、繰り返し接触すると皮膚炎を起こす可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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