ギ酸ベンジル(Benzyl formate)
ギ酸とベンジルアルコールがエステル結合した化合物です。天然ではジャスミン油などに微量に含まれています。酢酸ベンジルに似たフローラルな香りを持ちますが、よりフルーティーで力強い印象があるのが特徴です。香料業界において、トップノートを華やかに演出するための成分として利用されています。
別名:メタン酸ベンジル、フォルミ酸ベンジル
| ガス名 |
ギ酸ベンジル |
分子式 (化学式) |
C8H8O2 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
ジャスミンやクチナシの花を思わせる、甘くスパイシーでフルーティーなフローラル香 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・香料(ジャスミン、ガーデニア、ヒアシンス系などの調合ベース)、食品香料(アプリコット、ピーチ、ベリー系)、溶剤など。
|
危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約82度)。加熱により分解し、刺激性の煙や炭素酸化物を発生します。強酸化剤との接触は避ける必要があります。
|
人体の 影響 |
- ・目、皮膚、粘膜に対して刺激性があります。吸入すると喉の痛みや咳、頭痛、めまいを引き起こすことがあります。高濃度での吸入は麻酔作用を示す可能性があるため、十分な換気が必要です。皮膚に長時間触れると炎症を起こす恐れがあるため、取り扱いには保護具の着用が望ましいです。
|
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
|
|
発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
|
ギ酸ベンジル(Benzyl formate)でお悩みならプロに相談!!