フェニル酢酸ベンジル(Benzyl phenylacetate)
フェニル酢酸とベンジルアルコールがエステル結合した化合物です。天然ではクチナシ(ガーデニア)などの花油に含まれています。非常に持続性の高い甘いフローラル系の香りを持ち、香水や化粧品の香りを長持ちさせる保留剤として非常に高く評価されています。
別名:α-トルエン酸ベンジル
| ガス名 |
フェニル酢酸ベンジル |
分子式 (化学式) |
C15H14O2 |
| 状態 |
液体(純度が高い結晶を低温で置くと固体になることもあります) |
| 色 |
無色から微黄色 |
| 臭気 |
ハチミツやジャスミン、クチナシを思わせる濃厚で甘いフローラル系の香り |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・香水・石鹸・化粧品の香料、香料の保留剤(香りを長続きさせる成分)、食品香料(ハニー・アプリコット系)、有機合成原料など。
|
危険 情報 |
- ・引火点が高いため(約170度前後)、常温での引火の危険は低いですが、可燃性の物質です。加熱により分解し、刺激性の煙や炭素酸化物を発生します。強酸化剤との接触を避けて保管する必要があります。
|
人体の 影響 |
- ・一般に低濃度での使用における安全性は高いとされていますが、原液が皮膚や目に直接触れると、人によっては軽い刺激やアレルギー性皮膚炎を引き起こす可能性があります。大量に吸入した場合は、喉の痛みや頭痛を催すことがあるため、換気の良い場所で取り扱うのが望ましいです。
|
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
|
|
発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
|
フェニル酢酸ベンジル(Benzyl phenylacetate)でお悩みならプロに相談!!