ベンジルアミン(Benzylamine)
ベンゼン環にアミノメチル基が結合した構造を持つ、最も単純な芳香族脂肪族アミンです。塩基性を示し、空気中の二酸化炭素を吸収して炭酸塩を形成しやすい性質があります。医薬品、農薬、染料などの合成における重要な中間体であり、特に窒素原子を導入するための原料として広く利用されています。
別名:アミノメチルトルエン、フェニルメチルアミン、(アミノメチル)ベンゼン
| ガス名 |
ベンジルアミン |
分子式 (化学式) |
C7H9N |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
アンモニアに似た、刺すような強い刺激臭 |
燃焼 範囲 vol% |
0.7% から 8.2% |
爆発等級 |
– |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・医薬品(合成原料)、農薬、染料・顔料の中間体、腐食防止剤、有機合成用試薬、樹脂の硬化剤など。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約65度から72度)。強塩基性であり、酸と激しく反応して発熱します。加熱や燃焼により、有毒な窒素酸化物(NOx)を含む煙を発生します。銅や銅合金を腐食させる性質があるため、容器の材質に注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・腐食性が高く、目、皮膚、粘膜に対して深刻なダメージを与えます。皮膚に触れると化学熱傷を引き起こし、目に入ると失明の恐れがあります。蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、呼吸困難を招き、高濃度では肺水腫を引き起こす可能性があるため、防護具(手袋、ゴーグル、防毒マスク)の着用が必須です。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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