ボルネオール(Borneol)

リュウノウ(竜脳)とも呼ばれる二環性モノテルペンの一種で、フタバガキ科の竜脳樹などの精油から得られる天然成分です。樟脳(カンフル)に似た清涼感のある香りが特徴で、古くから東洋では高級な香料や生薬として重用されてきました。工業的にはカンフルを還元することで合成も可能です。
別名:リュウノウ(竜脳)、2-ボルアノール、エンド-2-カンファノール

レンタル
対象機種
ガス名 ボルネオール 分子式
(化学式)
C10H18O
状態 結晶(透明感のある固体、昇華性あり)
白色
臭気 樟脳に似た、爽やかで鋭い清涼感のある香り
燃焼
範囲 vol%
0.6% から 4.5%
(下限・上限ともに目安値)
爆発等級 発火度
用途
  • ・香料(石鹸、洗剤、化粧品)、生薬(竜脳)、防虫剤、インクの添加剤、有機合成の原料など。
危険
情報
  • ・可燃性の固体です(引火点:約65度から71度前後)。加熱により可燃性蒸気を発生し、火災の危険があります。昇華性があるため、密閉が不十分だと徐々に消失します。強酸化剤との接触を避けて保管する必要があります。
人体の
影響
  • ・目や皮膚、粘膜に対して軽度の刺激性があります。大量に摂取したり吸入したりすると、吐き気、めまい、混乱、けいれんなどの中枢神経系への影響を及ぼす可能性があります。一般的に香料や外用薬として使用される量では安全性は高いですが、高濃度の曝露には注意が必要です。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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