クルバクロール(Carvacrol)
オレガノやタイムなどの精油に含まれる、モノテルペン誘導体のフェノール類です。チモールの構造異性体であり、強力な抗菌作用、抗真菌作用、抗酸化作用を持つことで知られています。その優れた微生物抑制能力から、古くから天然の防腐剤や香料として利用されており、近年では飼料添加物や食品包装技術など、幅広い分野で注目されています。
別名:5-イソプロピル-2-メチルフェノール、2-ヒドロキシ-p-シメン
| ガス名 |
クルバクロール |
分子式 (化学式) |
C10H14O |
| 状態 |
液体(純度や温度により固体となる場合がある) |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
特有の強いハーブ様の芳香(オレガノやタイムに似た香り) |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・香料(食品、化粧品、石鹸)、食品添加物(防腐剤、保存料)、殺菌剤・消毒剤の成分、飼料添加物、有機合成原料、化学研究用試薬。
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危険 情報 |
- ・可燃性の液体です(引火点:約100度から106度)。常温では引火しにくいですが、加熱されると燃焼します。強酸化剤や強塩基、強酸と接触すると反応する恐れがあります。また、環境に対して(特に水生生物)毒性を示すため、外部への流出を防止する必要があります。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および腐食性があります。目や皮膚に触れると強い刺激を与え、炎症や軽度の化学熱傷を引き起こす可能性があります。誤って摂取したり大量に吸入したりすると、消化器系や呼吸器系を刺激し、吐き気やめまいを誘発することがあります。取り扱いの際は、適切な保護手袋、保護眼鏡を着用し、換気の良い場所で使用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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