クロロシクロヘキサン(Chlorocyclohexane)
シクロヘキサンの水素原子一つが塩素原子に置換された有機塩素化合物です。脂環式化合物の代表的なハロゲン化物であり、適度な揮発性と優れた溶解性を持つことから、有機合成の中間体や特殊な溶剤として利用されます。化学的に比較的安定していますが、強い塩基と反応すると脱塩化水素反応を起こしてシクロヘキセンを生成する性質があります。
別名:塩化シクロヘキシル、シクロヘキシルクロライド
| ガス名 |
クロロシクロヘキサン |
分子式 (化学式) |
C6H11Cl |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の刺激臭(不快な窒息性の臭気) |
燃焼 範囲 vol% |
1.1%から8.2%(推定値) |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
データなし(発火点:約330度前後) |
| 用途 |
- ・有機合成用中間体(農薬、医薬品、染料の原料)、溶剤、化学研究用試薬。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約28度から33度前後)。加熱や火気により引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。燃焼すると塩化水素などの有毒で腐食性のガスを発生します。強酸化剤や強塩基、特定の金属粉と接触すると激しく反応する恐れがあります。水生生物に対して毒性を示す可能性があるため、環境への漏洩防止に努めてください。廃棄の際は、関連法規に従い適切に処理してください。
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人体の 影響 |
- ・刺激性があり、目や皮膚に接触すると痛みや炎症を引き起こします。蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れることがあります。高濃度では中枢神経系を抑制する可能性があるため注意が必要です。皮膚からも吸収される恐れがあるので、取り扱いの際は有機ガス用防毒マスク、保護手袋、保護眼鏡を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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