ケイ皮アルデヒド(Cinnamaldehyde)
シナモン(肉桂)の樹皮から得られる精油の主成分であり、芳香族アルデヒドの一種です。天然には主にシス体とトランス体の混合物として存在しますが、一般的にはトランス体が主流です。特徴的な甘くスパイシーな香りを持ち、古くから香料や調味料として広く利用されています。化学的には酸化されやすく、空気中に放置すると徐々にケイ皮酸へと変化する性質があります。
別名:シンナムアルデヒド、桂皮アルデヒド、3-フェニルプロペナール、2-プロペナール, 3-フェニル-
| ガス名 |
ケイ皮アルデヒド |
分子式 (化学式) |
C9H8O |
| 状態 |
粘性の高い液体 |
| 色 |
淡黄色 |
| 臭気 |
強いシナモン特有の甘くスパイシーな香り |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・香料(食品、飲料、菓子、香水)、調味料、医薬品(健胃薬などの中間体)、農業用殺菌剤・殺虫剤、防錆剤、有機合成原料。
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危険 情報 |
- ・可燃性の液体です(引火点:約120度前後)。常温では引火しにくいですが、高温に加熱されると燃焼します。火災時には、分解により刺激性の煙や一酸化炭素などを発生します。強酸化剤や強塩基と接触すると激しく反応することがあります。空気酸化を受けやすいため、光や空気を遮断して保管する必要があります。
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人体の 影響 |
- ・皮膚や目、粘膜に対して刺激性があります。特に皮膚感作性(アレルギー反応)が強く、直接触れると発疹や皮膚炎を引き起こすことがあるため、香料として使用する際も濃度制限が設けられています。吸入により喉の痛みや咳が出ることがあります。大量に摂取した場合は、胃腸への刺激や中枢神経への影響が懸念されます。取り扱いの際は、保護手袋や保護眼鏡を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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