シンナミルアルコール(Cinnamyl alcohol)
シナモン(肉桂)やカシアなどの天然精油中にエステルとして存在する芳香族アルコールの一種です。ケイ皮アルデヒドを還元することでも得られます。分子内に炭素?炭素二重結合を持つためシス体とトランス体が存在しますが、工業的に利用されるのは主にトランス体です。ヒヤシンスのような甘い花の香りを持ち、香料原料として非常に重要な物質です。
別名:ケイ皮アルコール、3-フェニル-2-プロペン-1-オール、スチラロン
| ガス名 |
シンナミルアルコール |
分子式 (化学式) |
C9H10O |
| 状態 |
固体(融点が約33度のため、常温では固体または粘性の高い液体として存在) |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
甘く、ヒヤシンスやバルサムを思わせるフローラルな香り |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| 用途 |
- ・香料(香水、石鹸、化粧品、洗剤)、食品添加物(フレーバー)、医薬品の中間体、有機合成原料。
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危険 情報 |
- ・加熱により燃焼(引火点:約126度)し、刺激性の煙や一酸化炭素を発生します。強酸化剤と接触すると激しく反応します。粉末状になった場合は、空気との混合により粉塵爆発を起こす可能性が否定できないため、取り扱いに注意が必要です。火気を避け、容器は密閉して直射日光の当たらない換気の良い冷暗所に保管してください。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および皮膚感作性(アレルギー反応)があります。目や皮膚に直接触れると、刺激や赤み、かゆみを引き起こすことがあります。特に敏感な人は皮膚炎を起こしやすいため、香料としての使用濃度には制限が設けられています。吸入した場合は喉の痛みや咳が出ることがあります。取り扱いの際は、保護手袋や保護眼鏡を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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