イソ酪酸シトロネリル(Citronellyl isobutyrate)

シトロネロールとイソ酪酸のエステル化合物であり、モノテルペンエステルの一種です。天然にはゼラニウム油などに微量に含まれています。シトロネロール系のエステルの中でも、特に甘くフルーティーで、熟した果実やフローラルなニュアンスを併せ持つ香りが特徴です。香料調合物において、香りに奥行きと持続性を与えるためのミドルからラストノートとして利用されます。
別名:2-メチルプロパン酸3,7-ジメチル-6-オクテニル、イソ酪酸3,7-ジメチル-6-オクテン-1-イル

レンタル
対象機種
ガス名 イソ酪酸シトロネリル 分子式
(化学式)
C14H26O2
状態 液体
無色透明
臭気 甘くフルーティーなバラ様の香りで、アプリコットやプラムのような果実のニュアンスを含む
燃焼
範囲 vol%
爆発等級 発火度
用途
  • ・香料(石鹸、化粧品、香水、洗剤)、食品添加物(フルーツ系フレーバー)、有機合成中間体。
危険
情報
  • ・常温では引火しにくいですが、可燃性の液体です(引火点:約110度から115度前後)。火災時には分解により一酸化炭素、二酸化炭素、刺激性の煙を発生します。強酸化剤との接触を避ける必要があります。消防法の危険物(第四類 第三石油類 非水溶性液体)に該当します。
人体の
影響
  • ・刺激性があり、皮膚感作性(アレルギー反応)を示す可能性があるため、敏感肌の人は注意が必要です。目や皮膚に直接触れると、軽度の刺激や赤みを引き起こすことがあります。吸入により喉の不快感が出ることがあります。取り扱いの際は、適切な保護手袋や保護眼鏡の着用を推奨します。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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