シクロヘキサノール(Cyclohexanol)
シクロヘキサンの水素原子1つが水酸基(-OH)に置き換わった環状アルコールです。フェノールの水素化、またはシクロヘキサンの酸化によって工業的に生産されます。ナイロン66の原料となるアジピン酸や、ナイロン6の原料となるカプロラクタムを製造するための中間体として、化学工業において極めて重要な役割を果たしています。
別名:ヘキサリン、アニリン酒、ヒドロベンゼン
| ガス名 |
シクロヘキサノール |
分子式 (化学式) |
C6H12O |
| 状態 |
粘性のある液体、または吸湿性の固体(融点:約25度) |
| 色 |
無色透明(純度が高い場合。低温では無色の結晶) |
| 臭気 |
樟脳(カンフル)に似た、特有の芳香 |
燃焼 範囲 vol% |
1.1%から12.2%前後(100度以上の条件下) |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G2 |
| 用途 |
- ・溶剤(樹脂、ゴム、油脂、染料)、ラッカーやエナメルの仕上げ剤、ナイロン(アジピン酸、カプロラクタム)の製造原料、石鹸・洗剤の乳化補助剤、有機合成中間体。
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危険 情報 |
- ・常温では引火しにくいですが、可燃性の液体または固体です(引火点:約67度から68度)。加熱すると燃焼し、分解して一酸化炭素や刺激性の煙を発生します。強酸化剤との接触は激しい反応を引き起こすため避けてください。
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人体の 影響 |
- ・目、皮膚、粘膜に対して刺激性があります。吸入により、頭痛、めまい、吐き気、喉の痛み、倦怠感を引き起こすことがあります。皮膚から吸収される可能性があり、長期間の接触は皮膚炎の原因となります。高濃度での曝露は中枢神経系に影響を与え、意識混濁を招く恐れがあります。取り扱いの際は、適切な保護手袋、保護眼鏡、必要に応じて防毒マスクを着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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