シクロヘキシルアミン(Cyclohexylamine)
シクロヘキサンの水素原子1つがアミノ基(-NH2)に置き換わった脂環式アミンです。アニリンの水素化、またはシクロヘキサノールのアンモノリシスによって製造されます。強い塩基性を持ち、ボイラー水の防食剤や人工甘味料(サイクラミン酸)の原料、ゴムの加硫促進剤の中間体として化学工業で幅広く利用されています。
別名:アミノシクロヘキサン、ヘキサヒドロアニリン
| ガス名 |
シクロヘキシルアミン |
分子式 (化学式) |
C6H13N |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
強いアンモニア臭または魚臭 |
燃焼 範囲 vol% |
1.5%から9.4%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G2 |
| 用途 |
- ・ボイラー水処理剤(腐食防止剤)、人工甘味料(サイクラミン酸塩)の製造原料、ゴム加硫促進剤の中間体、農薬、染料、除草剤、乳化剤、界面活性剤、有機合成触媒。
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危険 情報 |
- ・引火性の液体です(引火点:約28度から31度前後)。常温で引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。塩基性が強いため、酸と接触すると激しく反応して発熱します。燃焼や加熱による分解で、一酸化炭素や有毒な窒素酸化物(NOx)を発生します。消防法の危険物(第四類 第二石油類 非水溶性液体)に該当します。
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人体の 影響 |
- ・毒物及び劇物取締法により「劇物」に指定されています。強い腐食性と刺激性があり、目や皮膚に触れると激しい化学火傷を引き起こし、失明の恐れもあります。蒸気を吸入すると気道を激しく刺激し、喉の痛み、咳、呼吸困難、肺水腫を引き起こす可能性があります。また、感作性(アレルギー反応)を示すことがあり、中枢神経系への影響も指摘されています。取り扱いの際は、防毒マスク、耐化学薬品性の手袋、保護眼鏡(ゴーグル)、防護服を完全に着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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