d-リモネン(d-Limonene)
レモンやオレンジなどの柑橘類の皮に多く含まれる天然の単環式モノテルペンです。柑橘系のさわやかな香りの主成分であり、植物から精油(エッセンシャルオイル)として抽出されます。優れた油溶性と洗浄力を持つため、香料だけでなく工業用の洗浄剤や溶剤としても広く利用されています。
別名:(+)-リモネン、(R)-リモネン、オレンジテルペン、4-イソプロペニル-1-メチルシクロヘキセン
| ガス名 |
d-リモネン |
分子式 (化学式) |
C10H16 |
| 状態 |
液体(沸点:約176度) |
| 色 |
無色から淡黄色 |
| 臭気 |
強いさわやかなシトラス(柑橘系)の香り |
燃焼 範囲 vol% |
0.7%から6.1%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・香料(食品、化粧品、洗剤)、工業用洗浄剤(電子部品、金属パーツ)、油脂・樹脂の溶剤、接着剤(プラスチックモデル用)、農薬(防虫剤)、合成ゴム・樹脂の原料、アロマテラピー。
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危険 情報 |
- ・引火点が約48度から50度前後の引火性の液体。常温付近で火源があれば引火する危険があります。空気中で酸化されやすく、酸化すると感作性(アレルギー誘発性)が高まる性質があります。また、ポリスチレン(発泡スチロール)などの一部のプラスチックを溶解する性質があるため、容器の材質や接触には注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および感作性があります。特に酸化したリモネンは皮膚感作性が強く、アレルギー性接触皮膚炎の原因となることがあります。
- ・取り扱いの際は、適切な保護手袋、保護眼鏡を着用し、換気の良い場所で作業してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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