ジノルマルプロピルアミン(Di-n-propylamine)
炭素数3のプロピル基が2つ結合した、第二級脂肪族アミンの一種です。水やアルコール、エーテルなどの多くの有機溶剤によく溶け、強い塩基性を示します。化学反応性に富んでおり、農薬や医薬品、防錆剤などを製造するための中間体として工業的に広く利用されています。
別名:ジプロピルアミン、DNPA、N-プロピル-1-プロパンアミン
| ガス名 |
ジノルマルプロピルアミン |
分子式 (化学式) |
C6H15N |
| 状態 |
液体(揮発性がある、沸点:約107度から110度) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
強いアンモニア様のアミン臭(魚臭に近い不快な刺激臭) |
燃焼 範囲 vol% |
1.1%から6.4%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・農薬(除草剤など)の合成原料、医薬品の中間体、防錆剤、腐食抑制剤、界面活性剤の原料、溶剤。
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危険 情報 |
- ・引火性の高い液体および蒸気ですので、常温(引火点:約16度から17度前後)でも引火する危険が非常に高く、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強力な酸化剤、酸、ハロゲン化物と激しく反応します。また、銅や銅合金、亜鉛、アルミニウムなどを腐食する性質があるため、容器の材質には注意が必要です。燃焼や熱分解により、毒性の高い窒素酸化物(NOx)や一酸化炭素を発生します。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および腐食性が非常に強い有害物質です。皮膚に直接触れると、激しい痛み、赤み、炎症を引き起こし、重度の化学火傷を招く恐れがあります。目に入った場合は失明の危険があります。蒸気を吸入すると、喉や気道の激しい痛み、咳、呼吸困難、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では肺水腫を招く危険があります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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