ジブチルアミン(Dibutylamine)
炭素数4のブチル基が2つ結合した、第二級脂肪族アミンの一種です。水にはわずかに溶け、アルコールやエーテルなどの有機溶剤にはよく溶けます。強い塩基性を持ち、多くの化学物質と反応するため、工業用の中間体として極めて多用途に使用される化合物です。
別名:ジ-n-ブチルアミン、DNBA
| ガス名 |
ジブチルアミン |
分子式 (化学式) |
C8H19N |
| 状態 |
液体(沸点:約159度) |
| 色 |
無色透明(酸化すると黄色みを帯びることがあります) |
| 臭気 |
強いアンモニア様のアミン臭(不快な刺激臭) |
燃焼 範囲 vol% |
0.6%から6.8%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・ゴムの加硫促進剤の原料、防錆剤、腐食抑制剤、界面活性剤の製造原料、繊維処理剤、農薬・医薬品の合成中間体、染色助剤。
|
危険 情報 |
- ・常温付近で引火する危険(引火点:約40度から47度前後)があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強力な酸化剤、酸、ハロゲン化物と激しく反応します。また、燃焼や熱分解により、毒性の高い窒素酸化物(NOx)や一酸化炭素を発生します。銅や銅合金、亜鉛などを腐食する性質があるため、容器の材質選定には注意が必要です。
|
人体の 影響 |
- ・刺激性および腐食性が強い有害物質です。目・皮膚へ直接触れると、激しい痛み、赤み、炎症を引き起こし、重度の化学火傷を招く恐れがあります。皮膚から吸収されやすく、全身毒性を引き起こす可能性があります。蒸気を吸入すると、喉や気道の激しい痛み、咳、呼吸困難、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では肺水腫を招く危険があります。
|
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
|
|
発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
|
ジブチルアミン(Dibutylamine)でお悩みならプロに相談!!