ジエチレングリコールモノエチルエーテル(Diethylene Glycol Monoethyl Ether)
エチレングリコール系グリコールエーテルの一種で、分子内にエーテル結合と水酸基(アルコール基)の両方を持つ化合物です。水にも油にも非常によく溶ける(親水性と親油性の両方を持つ)極めて優れた溶解力を持ち、蒸発速度が遅く沸点が高いため、高沸点溶剤として工業的に非常に広く利用されています。
別名:エチルジグリコール、カルビトール(Carbitol)、2-(2-エトキシエトキシ)エタノール
| ガス名 |
ジエチレングリコールモノエチルエーテル |
分子式 (化学式) |
C6H14O3 |
| 状態 |
液体(わずかに粘性がある) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
かすかな心地よい芳香、またはほとんど無臭 |
燃焼 範囲 vol% |
1.2%から23.5% |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G2 |
| 用途 |
- ・塗料・インキの溶剤(速乾防止、レベリング向上)、染料の溶剤、木材用ステイン、洗浄剤の成分、化粧品・香料の溶剤(保留剤)、不凍液の添加剤、ブレーキ液の成分、皮革の仕上げ剤。
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危険 情報 |
- ・引火性のある液体です。常温での引火危険性は比較的低い(引火点:約91度から96度前後)ですが、加熱すると引火し、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。空気中の酸素と反応して爆発性の過酸化物を生成することがあるため、長期間の保存や蒸留には注意が必要です。強酸化剤との接触を避けてください。
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人体の 影響 |
- ・毒性は比較的低いとされていますが、刺激性があり、直接触れると、赤み、痛み、軽い炎症を引き起こすことがあります。皮膚から吸収される可能性があるため、広範囲への接触は避けてください。高濃度の蒸気やミストを吸入すると、頭痛、めまい、喉の痛み、吐き気を引き起こすことがあります。大量に飲み込むと、中枢神経抑制や肝臓・腎臓への影響が現れる恐れがあります。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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