ジヒドロオイゲノール(Dihydroeugenol)

オイゲノール(丁子の主成分)の二重結合を水素化した構造を持つ、フェノール類の一種です。天然には、バニラや松の木などの精油中に微量に含まれています。オイゲノールに似たスパイシーな香りを持ちつつ、より柔らかく甘いニュアンスがあるため、香料業界で重宝されます。また、酸化防止作用や抗菌作用も併せ持つ化合物です。
別名:2-メトキシ-4-プロピルフェノール、4-プロピルグアイアコール

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対象機種
ガス名 ジヒドロオイゲノール 分子式
(化学式)
C10H14O2
状態 液体(わずかに粘性がある)
無色から淡黄色
臭気 スパイシーで温かみのある、クローブ(丁子)やバニラを思わせる芳香
燃焼
範囲 vol%
爆発等級 1(想定) 発火度 G1(想定)
用途
  • ・香料の原料(石鹸、化粧品、香水)、食品添加物(フレーバー成分)、医薬品の中間体、有機合成原料、抗酸化剤の研究用。
危険
情報
  • ・引火点が約110度前後の可燃性の液体です。引火点が高いため常温での引火危険は低いですが、加熱時や火災時には燃焼します。強酸化剤や強塩基との接触を避けてください。燃焼や熱分解により、一酸化炭素や二酸化炭素、刺激性の煙を発生します。
人体の
影響
  • ・直接触れると、赤み、痛み、炎症を引き起こすことがあります。フェノール類特有の刺激性があり、人によっては皮膚アレルギー反応を起こす可能性があります。高温での取り扱いなどで発生した蒸気やミストを吸入すると、喉の痛みや咳を引き起こすことがあります。誤って飲み込むと、消化器系を刺激し、吐き気や腹痛を引き起こす恐れがあります。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。


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