ジメチルシクロヘキサン(Dimethylcyclohexane)
シクロヘキサン環の2つの水素原子がメチル基に置換された飽和脂環式炭化水素です。置換基の位置によって1,2-体、1,3-体、1,4-体の3種類の構造異性体が存在し、さらにそれぞれにシス・トランスの立体異性体があります。工業的にはこれらの混合物として扱われることが多く、石油成分中に含まれるほか、溶剤や有機合成の原料として利用されます。
別名:ヘキサヒドロキシレン
| ガス名 |
ジメチルシクロヘキサン |
分子式 (化学式) |
C8H16 |
| 状態 |
液体(沸点:約120度から130度前後) |
| 色 |
無色透明 |
| 臭気 |
特有の石油臭(ナフサのような臭気) |
燃焼 範囲 vol% |
0.9%から6.5%前後 |
爆発等級 |
1 |
発火度 |
G1 |
| 用途 |
- ・溶剤(塗料、樹脂、接着剤)、有機合成原料、燃料添加剤成分、反応溶媒。
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危険 情報 |
- ・引火点約10度から21度前後(※異性体により異なる)の、液体および蒸気です。常温で引火する危険があり、蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成します。強力な酸化剤と激しく反応します。蒸気は空気より重く、低所に滞留して離れた火源から引火する恐れがあります。日本の消防法において危険物(第四類 第一石油類 非水溶性液体)に該当します。
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人体の 影響 |
- ・刺激性および麻酔作用があります。直接皮膚へ触れると、赤み、痛み、炎症を引き起こします。皮膚の脱脂作用があるため、繰り返しの接触は皮膚荒れや皮膚炎の原因となります。
- ・蒸気を吸入すると、喉の痛み、咳、頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。高濃度では中枢神経系を抑制し、眠気、意識混濁、昏睡を招く恐れがあります。
- ・取り扱いの際は、防爆型の局所排気装置下で、保護手袋、保護眼鏡、必要に応じて防毒マスク(有機ガス用)を着用してください。
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爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値
爆発 等級 |
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値 |
| 1 |
0.6mmを超えるもの |
| 2 |
0.4mmを超え、0.6mm以下のもの |
| 3 |
0.4mm以下のもの |
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発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。
| 発火度 |
発火温度 |
| G1 |
450℃を超えるもの。 |
| G2 |
300℃を超え450℃以下のもの。 |
| G3 |
200℃を超え300℃以下のもの。 |
| G4 |
135℃を超え200℃以下のもの。 |
| G5 |
100℃を超え135℃以下のもの。 |
| G6 |
85℃を超え100℃以下のもの。 |
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